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コウモリってそもそもどんな動物? 害獣である理由と駆除の必要性を解説!
コウモリってそもそもどんな動物? 害獣である理由と駆除の必要性を解説!

はじめに:意外と身近なコウモリは益獣? それとも害獣?

春を迎えて空気が暖かくなると、冬の間じっとしていた動物たちがどこからともなく表れて活発に行動するようになりますね。

そんな動物の一種にコウモリが挙げられ、夕方以降にひらひらと翼をはためかせて飛び交う様子を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

コウモリというと一般的には少し不気味なイメージがありますが、普段目にするものは想像以上に小柄であったり、写真を見る限りは意外とかわいらしく感じたりすることも。

また、蚊などの昆虫を捕食することから益獣の一種と捉えられることがありますが、実際には寄生虫や病原菌を媒介したり騒音・糞害をもたらしたりすることから、害獣として位置付けられています。

コウモリは直接近くで観察する機会が少ないことからイメージと現実とのギャップもありますが、詳しくはいったいどのような動物なのでしょうか。

本記事では日本の住宅地などで見られるコウモリはどういった生物なのか、害獣であることと駆除が必要なことの詳しい理由を解説します。

コウモリの種類は?

コウモリの種類は?

一口にコウモリといっても、世界中には1,000種類近く(970種程度とも)も存在しています。

またコウモリは鳥類ではなく、自力で空を飛べる唯一の哺乳類であることも大きな特徴です。

国土技術政策総合研究所によると、地球上に生息する哺乳類は約4,300種で、コウモリ類は実にその4分の1近くを占めていることが分かります。

哺乳類のうち最大のグループはネズミ目(齧歯目)ですが、コウモリはこの次に数の多い種類です。

また、研究者によって分類は異なりますが日本での陸に棲む哺乳類は107種、そのうち現生のコウモリ類は34種であるとされています。

日本においては齧歯目を超える陸棲哺乳類最大のグループがコウモリであり、約3分の1を占める大集団です。

コウモリには大きく分けてオオコウモリ類とコガタコウモリ類があり、オオコウモリ類はアメリカ大陸以外の熱帯・亜熱帯地域に棲息しています。

オオコウモリ類は世界に162種ありますが、これらすべてがフルーツや花の蜜、花粉などを食べて生きています。なお、この種は視力があり肉眼で空間を認識するタイプです。

対するコガタコウモリ類は全世界に広く分布しており、815種が確認されているといいます。

そのほとんどが飛翔する虫を捕食するタイプで、視力がほぼなく自ら発した超音波の反射で空間を認識するのが大きな特徴です。

日本でポピュラーな「アブラコウモリ」の生物的な特徴とは

日本にはおよそ34種類のコウモリがいることを先に述べましたが、都市部や住宅地など人間の生活圏内で見られるものはほぼ「アブラコウモリ」に限られています。

別名を「イエコウモリ」ともいうように家屋の屋根裏やビルの隙間などに好んで営巣することから、日本で一般にコウモリといえばこの種をイメージするといえるでしょう。

以下にアブラコウモリの生態について、少し詳しく見ていくことにしましょう。

※以下の文で「コウモリ」と表記するものは説明がない限り「アブラコウモリ」を指します。

サイズ・外見・能力

アブラコウモリはコガタコウモリの一種です。

体長は5㎝ほどと非常に小柄ですが、翼を広げるとその長さは18~24㎝程度となります。また、成獣は灰色がかった茶色い体毛をしているのが特徴です。

このコウモリは視力がほぼありませんが、その代わり自ら超音波を発して物体への反射を感知することで空間を把握しています。

例えば電波を発して対象物の反射で位置を確認するレーダーや、音波の反射で海底地形を捉える潜水艦のソナーなどと同じ仕組みです。

この能力により、コウモリは夜間の暗闇でも自由に飛び回ることを可能としています。

胎生であること

コウモリは哺乳類であることを先に述べた通り、卵ではなく直接子どもを産む胎生で母乳を与えて育児することも特徴です。

約70日間の妊娠期間を経て一度に出産するのは2~3匹とされており、幼獣は約1か月で成獣と同程度の大きさに成長して自力で飛べるようになります。

群れの個体数が急増することはないとされていますが、このように成長サイクルが早いため知らぬ間に大集団となっているケースも珍しくありません。

空を飛べる唯一の哺乳類であることを前述しましたが、ムササビやモモンガなどは滑空、コウモリは自分の力で飛行できる点に大きな違いがあります。また、翼は手のひらから進化したものです。

習性

コウモリは日中を眠って過ごし、厳寒期には冬眠することも特徴です。

これはコウモリが主食とする昆虫の捕食行動とも関連しており、夜に活発に飛び回る虫を求めて行動し、虫が少なくなる冬場はエネルギー温存のために休眠します。

なお、餌を求めて行動しだす気温としては、福岡県で15℃以下、香川県では12℃以下という観測データが示されています。

コウモリは蚊などの小型昆虫を一晩で500匹程度捕食するといわれており、自然界で昆虫類の個体数を調節するのに重要な役割を担っていると考える研究者もいます。

蚊は人間にとって害虫であることから、これらを捉えるコウモリは益獣といわれることもありますが、最短50分ほどで消化し大量の排泄物で糞害をもたらすため、やはり害獣としての側面も強いといえるでしょう。

アブラコウモリの分布

アブラコウモリの分布は日本では本州・四国・九州とその周辺の島々です。

島嶼部では佐渡島・隠岐諸島・対馬・壱岐島・五島列島・種子島、それに沖縄島・奄美大島・宮古島・西表島・慶留間島・徳之島といった琉球列島が挙げられます。

また、日本以外では東アジアから東南アジアにかけて広範囲に分布しています。

中国南部~東部・ロシア沿海州南部・朝鮮半島・海南島・台湾・ベトナム中部~北部が代表例です。

なお、日本では北海道には生息していないとされてきましたが目撃例や駆除の実例があることから、生息域が変動していると考えられます。

また温暖化の影響から都市部では冬眠しない個体も出現しており、今後もコウモリの分布域変化には注意が必要です。

コウモリが害獣である理由と駆除の必要性とは?

コウモリが害獣である理由と駆除の必要性とは?

コウモリの生態に関することを見てきましたが、現在の結論として人間生活にとっては害獣として位置付けられています。

大量の排泄物による糞害について先に触れましたが、これは住宅やビルなど建物の構造物を腐食させるなどして深刻なダメージの元凶となる可能性があります。

またコウモリが群れをなして行動する際の鳴き声や羽音は騒音の害となり、これが続くことで不眠や神経症を引き起こすケースも皆無ではありません。

さらにコウモリはノミやダニ、さまざまな病原菌の媒介でもあり、崩れやすく舞いやすい糞にはカビ菌の一種が含まれることも分かっています。

日本ではコウモリが原因となっての重篤な病状は報告されていないといいますが、海外では重病の事例も珍しくありません。

このようなことからコウモリは不用意に近付くことを避けるべき害獣であり、万が一住宅などに棲みついているのを発見した場合には駆除が必要となることを理解しておきましょう。

コウモリ駆除に際しては「鳥獣保護管理法」に注意!

コウモリは駆除することが必要な害獣であることについて述べましたが、ここで重要な注意事項があります。

それは、コウモリは法律によって保護すべきことが定められた野生動物であるということ。

この法律は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」が正式名称で、一般には「鳥獣保護管理法」と呼ばれています。

この法律に違反すると1年以下の懲役、または100万円以下の罰金という重い刑を科せられることはよく理解しておくべきポイントです。

ごく大まかには無許可での捕獲・殺傷を禁じたものですが、日本の野生動物にはほぼ適用される法律であり、害獣として駆逐するのに許可が不要なのはネズミのみであるといわれています。

鳥獣保護管理法の規定で気を付けるべきことは無許可での捕獲も含まれている点で、例えば群れや親からはぐれてしまったコウモリの幼獣を善意で保護した場合にも、罪に問われてしまう可能性を否定できません。

駆除する際にも過失で傷つけたり殺してしまったりするケースが考えられることから、法律に抵触する懸念から個人での実施はハードルが高い側面もあるでしょう。

このことからコウモリの駆除には専門的な技術だけではなく、十分な法律の知識と見識が必要です。

まとめ:日本全国に分布しているコウモリの駆除は専門業者に依頼するのがおすすめ!

コウモリとはそもそもどのような動物であるのか、また、害獣である理由と駆除することの必要性について解説しました。

しかし野生動物保護の法律で守られていることや活動時期の習性などから、駆除には特殊な見識とテクニックが求められます。

そこでおすすめなのが、コウモリ駆除の専門業者に依頼することです。

プロフェッショナルとしての高度な知識と技術を用いて駆除後の処置まで安全に実行し、専門家の見地から防除のための適切なアドバイスも得られます。

もしコウモリの害で悩むことがあれば、このような専門業者への相談も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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