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害獣のコウモリ、でも吉祥の意味合いも。武士の刀や甲冑にまつわるコウモリのモチーフをご紹介!

はじめに:コウモリは害獣ながら、武士たちにとっても身近な動物だった

コウモリと聞くと闇夜を飛び回る少し不気味な姿を想像したり、裏切者や二枚舌を使う者を指してそう呼んだりと、どちらかとダークなイメージが強いのではないでしょうか。

翼を持っていて空を飛ぶものの、実際には鳥類ではなく哺乳類であることが状況によって態度を変える人をなじる言葉になったものと考えられていますが、日本の歴史上コウモリは古くから身近な動物の一種で、武士たちもその存在をよく認識していたと考えられます。

例えば戦国時代に四国の覇者として台頭した武将が「長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)」でしたが、織田信長は「鳥なき島のコウモリ」、つまり他に有力な勢力がいないため勢いに乗ったにすぎないと辛辣な評をくだしています。

実際のところはともあれ、このような比喩が出てくるほどコウモリは武将にとっても身近かつ上記のイメージで語られることのある動物だったといえるでしょう。

現代の日本でもコウモリは人間の生活圏で見られる野生動物の一種で、都市部や住宅地などに棲みついているもののほとんどは「アブラコウモリ」とよばれる種類です。

アブラコウモリは大きく「オオコウモリ」「ココウモリ」の2つに分かれる種のうち、ココウモリのグループに分類されるとても小柄なコウモリです。

アブラコウモリのサイズは成獣でも体長約5㎝、翼を広げた長さ約18~24㎝、体重5~10gほどで、灰色がかった茶色い体毛となります。

蚊やユスリカといった昆虫類を主食としており、一晩で500匹ともいわれるほど大量に捕食することが特徴です。これらは人間にとっては害虫であることから、かつてコウモリは蚊よけの力を持つ益獣の一種であるとも考えられていました。

また、中国ではコウモリの漢字である「蝙蝠」をよく似た発音の「偏福」になぞらえて吉祥のシンボルにしたことから、日本の一部にもその文化が伝わっています。

しかし現実問題として、コウモリにはノミ・ダニといった危険なウイルスの媒介となる生物が寄生しており、しかもさまざまな病原菌のキャリアでもあります。

しかも住居の屋根裏や軒下などに群れで営巣するケースが多く、まとまった箇所に排泄する習性があるため大量の糞尿が堆積して悪臭を放ったり構造物を腐食させて建物に大きなダメージを与える原因になったりもします。

さらには個体数が増えると100頭以上の大集団になることも珍しくなく、群れが出す羽音・鳴き声が騒音害となって人間の健康を脅かす点も深刻です。

そのため万が一コウモリが住居の屋根裏などに営巣しているのを発見した場合には、可なかぎり迅速に駆除することが必要です。しかし作業には最適な時期シーズン・時間を見極めることと適切かつ法律に則った方法で行うための専門的な知見と技術が必要なため、個人が安全に実施するにはハードルが高い面もあります。

本記事ではコウモリが駆除対象である害獣であることを踏まえつつ、歴史上も身近で武士が身に着けた武具などの装備品にもコウモリに由来する意匠や言葉が残されていることについて解説します。

※以下、本記事ではアブラコウモリを単に「コウモリ」と表記します。

武士にまつわるコウモリモチーフの武具や用語

先に述べた織田信長による長宗我部元親への評に表されるように、コウモリはどちらかというとネガティブな文脈で用いられる言葉のようなイメージがあります。

しかしその一方で、武士たちの中には自身の生命を預ける武具にその意匠を採り入れた者もおり、必ずしも嫌悪の対象とは限らなかったことがうかがえます。

以下、武具の意匠や装備品周りの名称に用いられたコウモリ由来の事例を4つ見ていきましょう。

刀の鍔

コウモリは武士の魂とまで例えられる、刀の「鍔」に意匠として取り入れられたケースがあります。

鍔とは柄と刀身の境あたりに備えられるプレート状の部材で、敵の攻撃から自身の拳を守ったり、手を刃の方に滑らせないよう留める役割を担ったりするものです。

形状は円形・楕円形・方形・透かしの入ったもの等々多様で、材質は鉄や赤銅(しゃくどう:銅と金または銀の合金)であることが一般的です。

鍔は実用的な部材ですが非常に装飾的なものも多く、多様なモチーフの一つにコウモリが見受けられます。

例えば月とともにコウモリをあしらった美しいデザインのものもあり、この動物が夜行性であることのイメージがよく反映されているといえるでしょう。

兜の前立て

兜の「前立て」とは頭部前面に設けられた飾りのことで、例えば伊達政宗のものとして知られる黒い甲冑の大きな三日月形が有名です。

兜にはこの前立て以外にも両サイドに「脇立て」という飾りが設けられる場合がありますが、中には奇抜なデザインのものや極端に大きなものも見受けられます。

しかしこれらは戦場において指揮官クラスの人物の所在をはっきりと示すことや、己の武者振りをアピールする意味合いも強かったといいます。そのため一見戦闘の邪魔になりそうな前立てや脇立ては木や、あるいは和紙を漆でコーティングしたものなど軽い材質でできておりしかも簡単に着脱できるような構造であるのが一般的でした。

奇抜なデザインの兜は「変わり兜」などとも呼ばれ、前立てに全身を造形した金箔張りのコウモリを備えた例が伝わっています。

もちろん招福のシンボルとして武運長久を祈る意味合いもさることながら、夜の闇の中を自在に飛び回るコウモリの力にあやかって武勲を願ったものとも考えられています。

大鎧の草摺

コウモリそのものの意匠ではありませんが、大鎧の草摺(くさずり)という部分に設けられた補強材を「蝙蝠付(こうもりづけ)」といいます。

大鎧とは戦国時代よりはるか前、源平合戦の頃によく用いられた古いタイプの鎧で、馬上で弓矢による射撃戦を前提に作られた防具です。

草摺とは腰から下を守る垂れ状のシールドで、前後2つ、左右2つに分かれており左右のものは胴からぶら下がる形となるため、その強度を保つために蝙蝠付が施されています。

鎧の可動域を確保して柔軟に動くよう工夫されたものと考えられ、逆さまにぶら下がるコウモリの姿になぞらえたかのようなネーミングです。

蝙蝠羽織

これも直接的にコウモリがデザインの元になったわけではなさそうですが、江戸時代初期の寛永~正保年間(1624~1648年)頃に、身丈が短くて袖丈が長く袂が丸い「蝙蝠羽織」という羽織が流行しました。

これは袖を広げるとちょうどコウモリが翼を広げた姿に見えるということから名付けられたもので、武士だけではなく町人も着用したといいます。

「こうもりばおり」だけではなく「かわほりばおり」と読む場合もあり、「かわほり」はコウモリの古い呼び名のことです。

いずれにせよ、羽織という日常的な衣服の形状を表現するのに例えられるほど、コウモリが当時の人々にとっても身近な存在だったことの証といえるでしょう。

現代でコウモリを駆除するのに適したタイミングと、注意すべき法律とは?

武士の武具や衣服に関わる意匠・言葉にコウモリが登場することから、ある意味では歴史的にも親しまれてきた動物の一種であるといえるでしょう。

しかし先に述べたようにコウモリは害獣であり、現代では家屋等に営巣しているのを発見した場合速やかな駆除が必要です。

ただしコウモリ駆除を効果的に行うためには、適した時期と時間帯がある点に注意しましょう。

コウモリ駆除に適したシーズンは一年のうち大きく分けて二回あり、一度目は4月~6月(春から初夏にかけて)、二度目は9月~10月(秋)です。

春から初夏はコウモリが冬眠から目覚めて活動を開始する時期で、秋は冬眠前に捕食行動が活発になり発情を迎える時期です。

コウモリ駆除では群れを巣からすべて追い出す必要があるため、自力で飛行できない幼獣がいる夏と、休眠状態で刺激に反応しにくい冬は作業に適していません。

また、活動時期でも日中は眠って過ごしていることから追い出すための刺激に鈍感なため、食餌のために行動を開始する日没頃以降の時間帯に作業をすることがポイントです。

さらにコウモリは「鳥獣保護管理法」で守られた野生動物であり、無許可で殺傷・捕獲した場合には1年以下の懲役または100万円以下の罰金という重い処罰を科せられることにも十分注意を払いましょう。

まとめ:コウモリの駆除は専門業者に相談するのがおすすめ!

武士の武具や衣服の例を中心に、コウモリにまつわる意匠や言葉の例について解説しました。

コウモリは不気味なだけではなく益獣や吉祥シンボルとしての意味合いもあり、戦場で武功を求めた武士たちがあやかりたい能力を持った動物でもありました。

とはいえ現代社会では人間生活に健康上の重大なリスクをもたらす可能性のある害獣であり、ノミ・ダニや病原菌を媒介するコウモリは速やかな駆除が必要です。

しかしそのためには適切なタイミングと方法で作業を行うことと法律の知識が求められることから、個人での実施には困難とリスクが伴います。

そこでおすすめなのが、コウモリ駆除の専門業者に依頼することです。

プロフェッショナルとしての高度な知識と技術を用いて駆除後の処置まで安全に実行し、専門家の見地から防除のための適切なアドバイスも得られます。

もしコウモリの害で悩むことがあれば、このような専門業者への相談も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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